平成30年度春期午後Ⅱ【問1】

インターネット関連ビジネスなど,ビジネス要件の変更が多い領域において,アジャイル型開発手法を採用して情報システムを開発する事例が増えてきている。アジャイル型開発は,短期間での開発とリリースを繰り返して,ビジネス要件の変更を積極的に取り込むことによって,ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応しようとする開発手法である。一方で,開発の初期段階で,最終成果物,コスト,スケジュールを明確にするウォータフォール型開発とは異なるリスクも想定される。
本問では,システム監査人として,アジャイル型開発の特徴を踏まえた上で,情報システムの開発着手前に,アジャイル型開発を進めるための体制,スキル,開発環境などが整備されているかどうかを監査する知識・能力などを問う。

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